3行まとめ
このテーマをもう少し広げて見るなら、Search ConsoleのAI検索トグル:AI Overviews/AI Modeから除外する前に確認すること と Google Searchの古着探しAI機能:AI Mode、Lens、Circle to Search、Virtual Try-Onの確認点 も合わせて確認してください。Search profilesの露出面を確認したあと、AI OverviewsやAI Modeを含む検索流入の管理・測定に進めます。
出版社やクリエイターがSearch上で記事、動画、ソーシャル投稿をまとめて見せられるプロフィール機能です。
2026年6月5日時点では米国のみが対象で、18歳以上、フォロワー要件、本人確認、Google審査が条件になります。
日本では提供開始を待ちながら、公式アカウント、ナレッジパネル、管理用Google Account、測定設計を整理します。
Search profilesは検索順位を直接上げる設定ではなく、発信元を見つけやすくするための管理面として捉えます。
- Googleは2026年6月4日、出版社やクリエイターがSearch上で記事、動画、ソーシャル投稿をまとめて見せられる「Search profiles」を発表しました。
- 2026年6月5日時点の公式ヘルプでは米国のみが対象で、18歳以上、主要プラットフォームの最低フォロワー要件、本人確認、Google審査が条件になります。
- Search profilesは検索順位を直接上げる設定ではありません。日本の読者は、提供開始を待つ間に公式アカウント、ナレッジパネル、管理用Google Account、Search/Discoverの測定設計を棚卸ししておくのが現実的です。
Google Searchまわりの更新が、またひとつ「発信元をどう見せるか」に寄ってきました。2026年6月4日にGoogleが発表したSearch profilesは、出版社やクリエイターがSearch上の専用プロフィールで自分のコンテンツをまとめ、読者がその発信元をフォローしやすくする新しい導線です。
ただし、日本の出版社、個人クリエイター、ブランド担当者が読むときに大事なのは、「すぐ登録する手順」ではありません。公式ヘルプでは、現時点の提供は米国のみとされています。加えて、YouTube、Instagram、X、TikTokの最低フォロワー要件、本人確認、Googleのポリシー審査、ナレッジパネルとの関係など、見落とすと運用で詰まりやすい条件があります。
この記事では、Search profilesをSEO順位改善の話にせず、SearchとDiscover上で発信元を管理するための機能として整理します。AI Overviews/AI Modeで好みの情報源を目立たせるPreferred Sourcesや、Search ConsoleのAI検索向けコントロールを追っている読者は、あわせて<a href="https://googl-watch.blog.mo-gmo.com/googl-16-ai-search-preferred-sources/" rel="noopener">Preferred Sourcesの記事</a>と<a href="https://googl-watch.blog.mo-gmo.com/googl-20-search-console-ai-control-insights/" rel="noopener">Search ConsoleのAI検索トグル記事</a>も見ておくと、Google Searchが発信元と読者の接点をどう組み替えているかをつかみやすくなります。
Search profilesは何をまとめる機能なのか
新しい記事を発信元のプロフィール上でまとめて見せます。
YouTubeなど動画プラットフォーム上の発信をプロフィールとつなげます。
短い更新やcreator handleを発信元の文脈に入れます。
公式サイトや代表リンクをプロフィール上の確認導線として置きます。
Search、Discover、ナレッジパネル、直接URLなど複数の入口から、発信元の確認ページとして使われる可能性があります。
Search profilesは、出版社やクリエイターがGoogle Search上で自分の発信をまとめて見せるためのプロフィールです。Google公式発表では、最新の記事、動画、ソーシャル投稿を一か所に集め、読者が発信元をフォローしやすくする機能として説明されています。
ここでいう「プロフィール」は、単なる自己紹介ページではありません。Search、Discover、ナレッジパネル、直接URLといった複数の入口からたどれる、発信元の確認ページに近いものです。ニュースメディア、動画クリエイター、専門家、個人ブランドを追う読者にとっては、「この人や媒体の最新情報をどこで見ればよいか」をSearch上で確認しやすくなる可能性があります。
Search上の専用プロフィールとして見る
公式発表は、Search profilesを「publisher and creator」がSearch上の存在感を形づくるための専用プロフィールとして紹介しています。プロフィールには、アバター、bio、Webサイト、ソーシャルメディア、動画プラットフォーム、重要なコンテンツなどを設定できるとされています。
日本の読者が最初に押さえたいのは、この機能が「Webサイトだけ」の話ではない点です。Search profilesは、Web記事、YouTube動画、Instagram、TikTok、Xなどの複数プラットフォームにまたがる発信をまとめる発想です。つまり、自社サイトだけを運営している企業よりも、検索、動画、SNS、Discoverを横断して読者との接点を持つ出版社やクリエイターにとって意味が大きい更新です。
| 見るべき対象 | Search profilesで確認する意味 | 注意点 |
|---|---|---|
| 最新記事 | 発信元の新しいコンテンツをまとめて見せる | 通常検索順位の保証ではない |
| 動画 | YouTubeなど動画プラットフォーム上の発信をつなぐ | 連携アカウントの本人確認が必要になる |
| ソーシャル投稿 | 短い更新や creator handle を発信元の文脈に入れる | 対象プラットフォームとフォロワー要件を確認する |
| Webサイト | 公式サイトや代表リンクをプロフィールに置く | link枠や審査条件を確認する |
Discoverでフォローされやすくする導線
Search profilesのもうひとつのポイントは、読者がプロフィールから発信元をフォローできることです。Google公式発表では、プロフィールからフォローした発信元のコンテンツを、Googleアプリのホーム画面にあるDiscoverで見やすくなる可能性に触れています。
ここは慎重に読みたいところです。Search profileを作成したからといって、Discover掲載や流入増が保証されるわけではありません。Googleヘルプでも、Search profileの作成がGoogle Searchのランキングへ直接影響するものではないと説明されています。Search profileは、検索順位を押し上げるボタンではなく、読者が発信元を認識し、フォローし、Discoverで再接触しやすくするための接点として見るのが自然です。
入口はナレッジパネル、Discover、直接URL
Google公式発表では、Search profilesへの入口として、クリエイターや出版社のナレッジパネル、Discover上の発信元表示、直接URLが挙げられています。読者側の体験としては、検索結果で発信元を見つける、Discoverで記事や動画の発信元名をタップする、共有されたプロフィールURLから入る、といった流れが想定されます。
運用側で見るなら、入口そのものよりも「どの入口から来ても、同じ発信元として信頼できる表示になっているか」が重要です。プロフィール名、アバター、bio、公式サイト、主要SNS、代表コンテンツがばらばらだと、せっかくの導線が逆に混乱を生みます。
提供条件とフォロワー要件を確認する
日本での提供時期や対象条件は公式確認されていないため、最新ヘルプでの再確認が必要です。
Search profilesは、発表されたから誰でもすぐ使える機能ではありません。2026年6月5日時点のGoogle Searchヘルプでは、Search profilesは米国でのみ利用可能とされています。さらに、作成には年齢、フォロワー数、ポリシー準拠などの条件があります。
現時点では米国先行
条件
公式発表では、Search profilesはまず米国で開始され、今後さらに多くの出版社やクリエイターへ広げる方針が示されています。ただし、日本での提供時期や対象条件は、公式情報としては確認できません。
日本読者の見方
そのため、日本の読者にとっての実務的な問いは「今日登録できるか」ではなく、「日本展開時に何をすぐ確認できる状態にしておくか」です。米国先行の段階で無理に手順をなぞるより、公式アカウント、ナレッジパネル、代表リンク、Google Account管理を先に整理しておくほうが役に立ちます。
最低フォロワー数はプラットフォームごとに違う
公式ヘルプの要件
Google Searchヘルプでは、Search profileを新しく作成するために、少なくとも1つのコンテンツプラットフォームで最低フォロワー数を満たす必要があると説明されています。確認できる条件は次の通りです。
| プラットフォーム | 最低フォロワー数または登録者数 |
|---|---|
| YouTube | 100,000 |
| 100,000 | |
| X | 100,000 |
| TikTok | 300,000 |
アカウント選定の注意点
この条件は、出版社やクリエイターがどのアカウントを代表として使うかを考える材料になります。複数の番組、サブブランド、個人名、会社名を持つ場合、フォロワー数が多いアカウントをただ選べばよいわけではありません。Search上でどの発信元として見せたいのか、ハンドル名が読者に伝わるのか、別人格の発信を混ぜてよいのかを先に分ける必要があります。
18歳以上、ポリシー準拠、本人確認が必要
確認項目
Google Searchヘルプでは、Search profileの作成条件として18歳以上であること、コンテンツがGoogleのポリシーガイドラインを満たすことも挙げられています。既存プロフィールをclaimする場合にも、連携済みプラットフォームへのログインや追加本人確認が求められる場合があります。
管理上の注意点
ブランドや出版社では、ここが個人クリエイターより複雑になります。担当者の個人Google Accountでclaimしてしまうと、担当変更、退職、権限移譲、2段階認証、法務確認のたびに運用リスクが出ます。日本展開を待つ段階でも、まずは「どのGoogle Accountで、誰が、どのプロフィールを管理するか」を社内で決めておくのが現実的です。
新規作成と既存プロフィールclaimを分けて考える
- 1名称を一覧化する
公式名称、ブランド名、番組名、個人名、creator handleを整理します。
- 2発信面を対応づける
YouTube、Instagram、X、TikTok、公式サイトをそれぞれの名称と結びます。
- 3Search上の表示を確認する
既存のナレッジパネルや発信元表示があるかを調べます。
- 4正確性を確認する
管理者、公式リンク、画像、bioが正しい状態かを見ます。
- 5claim対象を決める
提供開始時にどの表示をclaimするかを事前に決めておきます。
既にGoogleがプロフィールを自動生成している場合は、新規作成よりclaimの確認が先になります。
Search profilesには、新しく作成する流れと、Googleが自動生成した既存プロフィールをclaimする流れがあります。既にナレッジパネルが出ている出版社やクリエイターでは、後者から確認することになりそうです。
まず既存プロフィールの有無を探す
探す場所
Googleヘルプでは、新しいSearch profileを作る前に、Googleがオンライン上の存在に基づいて既にプロフィールを生成していないか確認するよう案内しています。確認先としては、profile.google.com、Google Searchでの名前やcreator handleの検索、ナレッジパネル付近の「View Search Profile」導線などが挙げられています。
準備の順番
日本の担当者が今から準備するなら、次の順番がわかりやすいでしょう。
- 公式名称、ブランド名、番組名、個人名、creator handleを一覧化する。
- それぞれに対応するYouTube、Instagram、X、TikTok、公式サイトを整理する。
- Google Search上で既存のナレッジパネルや発信元表示があるか確認する。
- 既存表示がある場合、管理者、公式リンク、画像、bioの正確性を確認する。
- Search profileが日本で提供されたときに、どの表示をclaimするかを決める。
注意点
ここで急ぎすぎると、個人ブランド、会社ブランド、媒体名、番組名が混ざります。Search profilesは発信元をまとめる機能なので、単位を誤ると後から直すほうが面倒になります。
既存claimでは連携済みプラットフォームの本人確認が重要
本人確認の条件
既存Search profileをclaimする場合、Googleヘルプでは、プロフィールにリンクされているコンテンツプラットフォームへログインする必要があると説明されています。YouTubeチャンネルが紐づいている場合は、そのYouTubeに関連するGoogle Accountが必要になる点も重要です。
先に棚卸しする理由
また、プロフィールに自分のものではないアカウントが紐づいている場合、削除リクエストやGoogleのレビューが関係します。出版社やブランドでは、過去のSNS運用、代理店管理、旧アカウント、買収前のブランドアカウントが残っていることもあります。Search profileのclaimを始める前に、外から見えるアカウントの棚卸しを済ませておくべきです。
1プロフィール1Google Accountの制約
運用条件
Googleヘルプでは、1つのSearch profileをclaimできるGoogle Accountは1つとされています。複数プロフィールをclaimする場合は、それぞれ別のGoogle Accountが必要です。
評価基準
これは小さく見えて、運用ではかなり効きます。たとえば、出版社本体、ニュース媒体、動画番組、個人記者、ポッドキャストをそれぞれ別プロフィールとして扱うなら、管理アカウントも分けて設計する必要があります。1人の担当者の個人アカウントに寄せず、権限移譲、2段階認証、バックアップ担当、承認フローを先に決めておきたいところです。
ナレッジパネルとの関係を整理する
Search profileはナレッジパネルを補強し得る接点ですが、ナレッジパネルそのものを自由編集する機能ではありません。
Search profilesはナレッジパネルと関係しますが、同じものではありません。ここを混同すると、Search profileを作ればナレッジパネルが必ず作られる、あるいはナレッジパネルを完全に自由編集できる、といった誤読につながります。
ナレッジパネルはSearch profileそのものではない
根拠
Googleのナレッジパネルヘルプでは、ナレッジパネルはGoogle Searchで人物、場所、組織、物事などのエンティティを検索したときに表示される情報ボックスと説明されています。情報はGoogleのKnowledge Graphに基づいて自動生成され、Web上の情報、データパートナー、検証済み主体からの提案などをもとに更新されます。
位置づけ
一方、Search profileは、出版社やクリエイターが自分のコンテンツをまとめ、フォロー導線につなげるためのプロフィールです。公式発表では、対象となる出版社やクリエイターでは、claimによってナレッジパネルが作成される場合がある、と条件付きで説明されています。つまり、Search profileはナレッジパネルを補強し得る接点ですが、ナレッジパネルそのものではありません。
| 比較項目 | Search profile | ナレッジパネル |
|---|---|---|
| 主な役割 | 発信元の最新コンテンツとリンクをまとめる | エンティティの概要をSearch上に表示する |
| 作られ方 | 対象者が作成または自動生成プロフィールをclaim | GoogleがKnowledge Graphなどをもとに自動生成 |
| 編集の考え方 | bio、画像、platform、featured postsなどを管理 | 検証済み主体が提案し、Googleが反映を判断 |
| 注意点 | ランキング改善の直接要因ではない | Search profile作成で必ず生成されるとは限らない |
Search profile claimがナレッジパネルを補強する場合がある
条件
Google公式発表では、既にナレッジパネルを持つ出版社やクリエイターの場合、Search profileのclaimによって、更新したアバター、最新コンテンツ、プロフィールへの直接リンクがナレッジパネルに反映される可能性があると説明されています。
確認項目
ブランド担当者にとっては、これはSearch上の第一印象を整える話です。ロゴ、プロフィール画像、表示名、公式サイト、主要SNS、代表コンテンツが古いままだと、Search profileをclaimしても読者の信頼にはつながりにくくなります。ナレッジパネル側の表示とSearch profile側の表示を、別々のチームがばらばらに触らないようにしたいところです。
編集提案と審査を前提に運用する
レビュー対象
Search profileの管理ヘルプでは、nameやAbout/Bioの変更はGoogleのレビューと承認が必要と説明されています。content platformの追加もレビュー対象です。一方で、既存プラットフォームの並び替えや削除など、一部の変更は保存後すぐ反映されるとされています。
注意点
つまり、Search profileはSNSプロフィールのように何でも即時反映できる場所ではありません。広報、編集、SNS、SEO、法務、ブランド管理が関係する組織では、プロフィール文言やリンクの変更を事前に合意し、申請後にpending状態が続いても慌てない運用が必要です。
ランキング非影響とDiscover露出を混同しない
「SEO対策になる」「Discover流入が保証される」といった表現は避け、発信元管理とフォロー導線として説明します。
Search profilesでいちばん誤解されやすいのは、「作れば検索順位が上がるのか」という点です。公式ヘルプの答えは明確で、Search profileの作成はGoogle Searchのランキングへ直接影響しません。
Search rankingへの直接影響はない
根拠
Google Searchヘルプでは、Search profileの作成がコンテンツのGoogle Searchランキングに直接影響することはないと説明されています。管理ヘルプでも、Search profileへの変更がGoogle SearchやDiscoverのコンテンツランキングに影響しないとされています。
注意点
そのため、記事タイトルや社内説明で「Search profilesはSEO対策になる」と言い切るのは避けるべきです。Search profilesは、検索結果で発信元を見つけやすくする、フォロー導線を作る、Search/Discover上のプロフィール情報を管理する、といった文脈で評価するほうが安全です。
Discoverでの見え方はフォロー導線として考える
条件
では、まったく流入と関係がないのかというと、そう単純でもありません。Search profileから発信元をフォローした読者は、Discoverでその発信元のコンテンツを見やすくなる可能性があります。これはランキング改善ではなく、読者が明示的に発信元をフォローする導線です。
評価基準
評価の軸は次のように分けると整理しやすくなります。
| 評価軸 | 見るべきこと | 書いてはいけないこと |
|---|---|---|
| 通常検索 | Search rankingへ直接影響しない | Search profileで順位が上がる |
| 発信元認知 | Search上で誰のコンテンツかを見つけやすくする | すべての検索結果に優先表示される |
| Discover | フォロー後に見えやすくなる可能性 | Discover流入が保証される |
| 管理・分析 | InsightsでSearch/Discoverの指標を見る | 公開データとして誰でも見られる |
効果測定はSearch/Discoverの分解が必要
確認項目
Search profileのInsightsでは、SearchやDiscover上でコンテンツがどう表示され、クリックされているかを確認できると説明されています。ただし、InsightsはBetaで、利用条件もあります。見られる指標や画面は今後変わる可能性があります。
注意点
導入できる地域になったら、通常検索の順位だけを見るのではなく、プロフィール閲覧、フォロー、Discover表示、Search表示、上位コンテンツ、国別リーチを分けて見る必要があります。Search profileは「発信元ページ」なので、記事単位のSEOレポートと同じ見方では足りません。
管理項目とInsightsで見るべきこと
プロフィールは作って終わりではなく、承認が必要な変更と日常運用で調整できる項目を分けて管理します。
Search profilesは、作ったあとに放置する種類のページではありません。Google SearchやDiscover上で発信元を見せる場所なので、プロフィール情報、リンク、代表コンテンツ、Insightsを継続管理する必要があります。
bio、name、platform追加は審査が入る
条件
管理ヘルプでは、Search profileの編集項目には、Googleのレビューが必要なsuggestion fieldsと、保存後すぐ反映されるeditable fieldsがあると説明されています。nameやAbout/Bioの変更はレビュー対象です。新しいcontent platformの追加もGoogleの承認が必要です。
運用上の分け方
一方、既存プラットフォームの並び替えや削除はすぐ反映される場合があります。つまり、プロフィールの見た目を整える作業でも、「即時に変えられるもの」と「審査を待つもの」を分ける必要があります。
| 管理項目 | 反映の考え方 | 運用上の注意 |
|---|---|---|
| name | Googleレビューが必要 | 表記揺れを事前に決める |
| About/Bio | Googleレビューが必要 | 広報・法務確認を先に済ませる |
| content platform追加 | Googleレビューが必要 | 公式アカウントかどうかを確認する |
| platformの並び替え | すぐ反映される場合あり | どの発信面を優先するか決める |
| profile画像/cover画像 | 変更可能 | ブランド資産の使用ルールを確認する |
| featured posts | 最大数と対象期間を確認 | 代表記事、動画、調査記事を選ぶ |
投稿同期は24-48時間を目安に見る
根拠
管理ヘルプでは、リンクしたソーシャルアカウントの新しいコンテンツは自動的にSearch profileへ追加され、通常は24-48時間で表示されると説明されています。ただし、Googleのインデックス処理やプラットフォームAPIに依存するため、常に同じ速度で反映されるとは限りません。
確認項目
「投稿したのにプロフィールに出ない」ときは、まず連携プラットフォーム、対象投稿の公開状態、API側の制約、Google側の同期タイミングを確認します。Search profile上の表示だけを見て、投稿そのものが評価されていないと判断するのは早計です。
pinとlinksは最大8件
条件
既存Search profileのclaimヘルプでは、claimすると最大8件のfeatured postsをpinでき、最大8件のlinksを追加できると説明されています。出版社やブランドにとっては、この8枠をどう使うかが実務ポイントになります。
評価基準
単に最新記事を8件置くより、代表連載、検証記事、動画、公式サイト、ニュースレター、調査レポート、採用やイベント情報など、読者が発信元を理解しやすい導線を選んだほうがよいケースもあります。Search profileは読者が「この発信元をフォローするか」を判断する場所なので、短期的なクリックより信頼の見せ方を優先したいところです。
InsightsはBetaでSearch Console連携
根拠
管理ヘルプでは、InsightsはBetaであり、Search Consoleによって支えられ、プロフィール用のSearch Console propertyを生成すると説明されています。確認できる内容としては、上位コンテンツ、クリック、表示、国別リーチなどが挙げられています。
注意点
ここで重要なのは、Insightsが公開ランキング表ではないことです。claimしたGoogle Accountから見られる管理者向けデータであり、第三者が自由に見るデータではありません。運用チームでは、Search Consoleの通常プロパティ、Discoverレポート、Search profileのInsightsをどの粒度で見分けるかを決めておく必要があります。
日本の出版社・クリエイターが今やる準備
claimに使うアカウント、2段階認証、バックアップ担当を決めます。
公式アカウントのURL、フォロワー数、管理者を一覧化します。
pin候補のコンテンツ、Web link候補、代表記事や動画を選びます。
name、bio、avatar、cover画像の承認者を決めます。
SearchとDiscoverの指標を見る担当者と確認頻度を決めます。
外から見て正規の発信元がわかる状態にしておくと、提供開始時の確認が進めやすくなります。
現時点で日本提供が公式確認されていない以上、焦って登録手順を追うより、提供開始時に迷わない準備をしておくほうが有益です。Search profilesは、発信元の整理ができているほど使いやすい機能です。
公式アカウントとフォロワー数を棚卸しする
まず確認したいのは、公式アカウントの棚卸しです。YouTube、Instagram、X、TikTokのアカウント名、URL、フォロワー数、管理者、ログイン可能なGoogle Account、2段階認証の状態を一覧化します。
特に出版社やブランドでは、古いアカウント、代理店管理のアカウント、旧ブランド名、番組単位のアカウントが残っていることがあります。Search profileのclaim時に、どれが正規の発信元かをGoogleに示す必要が出るかもしれません。外から見て混乱する状態は、今のうちに整理しておく価値があります。
プロフィールに載せるコンテンツを選ぶ
Search profileに載せるコンテンツは、最新であることだけが価値ではありません。読者が「この発信元を追う意味」を理解できる代表コンテンツが必要です。
たとえば出版社なら、最新ニュース、代表的な調査記事、専門性が伝わる連載、YouTubeの解説動画、公式サイト、ニュースレター登録ページを候補にできます。個人クリエイターなら、代表動画、活動テーマがわかる投稿、公式サイト、メディア掲載、主要SNSを整理します。最大8件という制約があるからこそ、何を置かないかも決めておきたいところです。
社内運用ルールを決める
Search profileは、広報、編集、SNS、SEO、ブランド、法務が交差する場所です。nameやbioの変更がレビュー対象になるなら、変更前に文言を固める必要があります。プロフィール画像やcover画像にも、ブランドガイドラインや権利処理が関係することがあります。
最低限、次の項目は台帳化しておくと安心です。
- claimに使うGoogle Account
- 2段階認証とバックアップ担当
- 管理するプロフィール単位
- 公式アカウントのURLと管理者
- pin候補のコンテンツ
- Web link候補
- name、bio、avatar、cover画像の承認者
- Search/Discover指標を見る担当者
これはSearch profilesだけでなく、Google Search上の発信元管理全体に効きます。Googleの公式発表やリリースノートを追う導線は、<a href="https://googl-watch.blog.mo-gmo.com/source-checks/" rel="noopener">資料・確認ログ</a>にもまとめています。
Preferred SourcesやSearch Console更新と同じ流れで読む
- 1Preferred Sources
読者が好みのWebサイトを選び、AI検索体験内でその情報源を見つけやすくします。
- 2Search profiles
発信者側が、誰の発信でどんなコンテンツを出しているかをSearch上で整えます。
- 3Search Console
サイト所有者がAI検索での表示、除外、分析を扱う別軸の管理面です。
- 4次の確認
提供国、フォロワー要件、公式アカウント、ナレッジパネル、測定軸を順に確認します。
共通点は、Search上の露出を公式情報で確認し、発信者側が管理できる範囲を見極めることです。
Search profilesだけを見ると、出版社・クリエイター向けの小さなプロフィール機能に見えるかもしれません。しかし、2026年5月末から6月初旬のSearch関連更新を並べると、Googleが「発信元をどう見つけ、選び、管理するか」を続けて触っていることがわかります。
発信元を読者に選ばせる動きが続いている
2026年5月27日のGoogle公式発表では、Preferred SourcesがAI OverviewsとAI Modeにも広がると説明されました。読者が好みのWebサイトを選び、AI検索体験内でその情報源を見つけやすくする流れです。
Search profilesはそれとは別の機能ですが、文脈は近いところにあります。Preferred Sourcesは読者側が「この情報源を見たい」と選ぶ仕組みで、Search profilesは発信者側が「この発信元は誰で、どんなコンテンツを出しているか」を整える仕組みです。どちらも、AI検索やDiscoverが広がる中で、発信元と読者の関係をSearch上で見えるようにする動きと読めます。
Search ConsoleのAI検索向けコントロールは別軸
一方、Search ConsoleのAI検索向けコントロールやインサイトは、サイト所有者がAI OverviewsやAI Modeでの表示、除外、分析をどう扱うかという別軸の話です。Search profilesは出版社・クリエイターのプロフィール管理であり、Search ConsoleはWebサイト所有者の表示管理・分析です。
ただし、どちらも「Search上の露出を公式情報で確認し、発信者側が管理できる範囲を見極める」という意味ではつながっています。Search profilesを読むときは、順位や流入だけでなく、発信元の信頼、フォロー導線、管理権限、分析指標の設計まで一緒に見るのがよさそうです。
読者の次の行動を3つに絞る
日本の読者が今やるなら、行動は3つで十分です。
- 公式ヘルプで、提供国とフォロワー要件が変わっていないか確認する。
- 自分の媒体、ブランド、個人名、番組名の公式アカウントとナレッジパネルを棚卸しする。
- Search/Discover上で何を測るか、Search ConsoleやDiscoverレポートとどう分けるかを決める。
この3つを済ませておけば、日本展開や対象拡大が出たときに、慌ててアカウント整理から始めずに済みます。2026年6月のGoogle関連発表は、<a href="https://googl-watch.blog.mo-gmo.com/monthly-topics-2026-06/" rel="noopener">2026年6月 重要トピックまとめ</a>にも時系列で追記していきます。
まとめ:Search profilesは順位対策ではなく発信元管理の新しい面
Google Search上で出版社やクリエイターの発信をまとめ、フォローしやすくします。
2026年6月5日時点では米国先行で、フォロワー要件も高めです。
Search profileを作成しても、Google Searchランキングへ直接影響するものではありません。
公式アカウント、管理用Google Account、ナレッジパネル、代表コンテンツ、測定軸を整理します。
Search profilesは流入保証ではなく、SearchとDiscover上で発信元をどう管理するかという新しい面として見るのが現実的です。
Search profilesは、Google Search上で発信元を見つけやすくし、読者がその発信元をフォローしやすくするためのプロフィールです。SearchやDiscoverの接点を持つ出版社、クリエイター、ブランドにとっては、今後の露出管理で無視しにくい機能になる可能性があります。
ただし、2026年6月5日時点では米国先行であり、フォロワー要件も高めです。日本で利用できるか、いつ対象になるかは断定できません。また、Search profileを作成しても、Google Searchのランキングへ直接影響するものではありません。Discoverについても、フォロー導線として見るべきで、掲載や流入の保証ではありません。
いま準備するなら、公式アカウントを整える、管理用Google Accountを決める、ナレッジパネルを確認する、プロフィールに載せる代表コンテンツを選ぶ、Search/Discoverの測定軸を分ける。地味ですが、このあたりが本番です。
本記事は2026年6月5日時点のGoogle公式情報をもとに整理しています。提供国、フォロワー要件、Insights、Search/Discoverの導線は今後変わる可能性があります。Alphabet Watch JapanはAlphabet Inc.およびGoogleとは非提携の独立サイトであり、公式情報の確認には必ずGoogleの一次情報を参照してください。
次に読むなら
次に読むなら
参照した主な情報源
- Google Blog, "A new profile to help publishers and creators highlight their work on Search"(確認日: 2026年6月5日)
https://blog.google/products-and-platforms/products/search/a-new-profile-to-help-publishers-and-creators-highlight-their-work-on-search/
- Google Search Help, "Create a new Search profile"(確認日: 2026年6月5日)
https://support.google.com/websearch/answer/16904498
- Google Search Help, "Claim an existing Search profile"(確認日: 2026年6月5日)
https://support.google.com/websearch/answer/16905608
- Google Search Help, "Manage your Search profile"(確認日: 2026年6月5日)
https://support.google.com/websearch/answer/16904750
- Google Knowledge Panel Help, "About knowledge panels"(確認日: 2026年6月5日)
https://support.google.com/knowledgepanel/answer/9163198
- Google Blog, "New ways to find your favorite sources and original content in AI Search"(確認日: 2026年6月5日)
https://blog.google/products-and-platforms/products/search/original-high-quality-content-search/
- Google Blog, "New opportunities, control and insights for website owners"(確認日: 2026年6月5日)
https://blog.google/products-and-platforms/products/search/new-controls-website-owners/
